前回の、はしもとみおさんの彫刻展についての
続きを書きたいと思います📝

沢山の作品の中に、はしもとさんが作成した一匹の犬の彫刻があります。

「ライカ犬　クドリャフカ」です。



クドリャフカは、
モスクワの通りで保護された雑種の女の子です。

沢山の訓練を受けて
地球から初めて宇宙へ行った犬です。




1957年11月に宇宙基地から打ち上げられて
地球軌道に到達しましたが、
その後クドリャフカが
地球に戻って来ることはなかったそうです。

はしもとさんは彫刻家になる前は
獣医を目指していましたが
阪神淡路大震災がきっかけで
失われた命にも焦点を当てたいと
彫刻家になったそうです。


クドリャフカは打ち上げの実験に使われて
高熱やストレス、酸素不足などの
苦しみに耐えながら亡くなってしまい
そのまま地球には戻ってきませんでしたが、
はしもとさんの手によってクドリャフカがまた
地球に戻ってきてくれたように思える
とても素敵な作品でした。






可愛い作品もあれば、
色々な事を考えさせられる作品もあって
改めて、彫刻展に来ることができて
良かったと思いました😊
また機会があれば絶対に見に行きたいです✨