Staff Blog
荒木翔
2018.9.19
循環器セミナー
先日、東京の新橋で行われた循環器のセミナーに参加させて頂きました。
土日の2日間かけて朝から晩まで講義を受けてきました。
今回の講義は犬の僧帽弁閉鎖不全症と猫の心筋症についてでした。
犬と猫ではなりやすい心臓の病気が違います。
犬の心臓病で一番多いのは僧帽弁閉鎖不全症という病気で、心臓の中の僧帽弁という弁の閉まりが悪いことで心臓の中の血液循環が悪くなります。初期の症状としては咳が出始めたり最近疲れやすくなったりなどです。症状が出ていなくても10歳を過ぎた犬のほとんどに弁の異常があるそうです。
早期発見により、投薬などで病気自体の進行や症状の発現を遅らせることができるといわれていますので、定期的に健康診断を受けることが大切です。
猫で多い心臓の病気は肥大型心筋症という心臓の筋肉が厚くなってしまう病気です。猫の肥大型心筋症の場合、若いうちに発症することが多く1~5歳で一番多いという統計がありました。猫の場合は若くても心臓の定期健診は必要です。
心筋症は、心臓の収縮不全を起こすために血栓が心臓の中で出来やすくなります。その血栓が血流によって後足の根元の血管に詰まることが多く、後足の麻痺が起こることがあります。
急に後足が動かなくなった時はこの血栓症の可能性がありますのでできるだけ早く受診する必要があります。
土日の2日間かけて朝から晩まで講義を受けてきました。
今回の講義は犬の僧帽弁閉鎖不全症と猫の心筋症についてでした。
犬と猫ではなりやすい心臓の病気が違います。
犬の心臓病で一番多いのは僧帽弁閉鎖不全症という病気で、心臓の中の僧帽弁という弁の閉まりが悪いことで心臓の中の血液循環が悪くなります。初期の症状としては咳が出始めたり最近疲れやすくなったりなどです。症状が出ていなくても10歳を過ぎた犬のほとんどに弁の異常があるそうです。
早期発見により、投薬などで病気自体の進行や症状の発現を遅らせることができるといわれていますので、定期的に健康診断を受けることが大切です。
猫で多い心臓の病気は肥大型心筋症という心臓の筋肉が厚くなってしまう病気です。猫の肥大型心筋症の場合、若いうちに発症することが多く1~5歳で一番多いという統計がありました。猫の場合は若くても心臓の定期健診は必要です。
心筋症は、心臓の収縮不全を起こすために血栓が心臓の中で出来やすくなります。その血栓が血流によって後足の根元の血管に詰まることが多く、後足の麻痺が起こることがあります。
急に後足が動かなくなった時はこの血栓症の可能性がありますのでできるだけ早く受診する必要があります。